
審査に通りづらい風俗嬢でも、賃貸審査を通過する方法をご紹介!
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なぜ風俗嬢は賃貸を借りづらいのか?
一般的に、風俗嬢を含む水商売などの夜職の仕事についている人は
賃貸の審査のハードルが上がってしまいます。
賃貸の審査には大家さんや保証会社が行いますが、
物件を貸して家賃収入を得る側の立場からしてみれば、夜職は
・月により収入が変動し、不安定
・昼夜が逆転するので、近隣住民と騒音トラブルになる可能性がある
・金遣いが荒く、家賃を滞納する可能性がある
・社会常識がない
というイメージが根強く残っています。
実際、夜職皆が皆そういった問題を起こすわけではありませんが、
賃貸物件の大家さんは年齢層が高い人が多くそういった印象が強いので、
審査が厳しくなってしまうのは仕方のないことなのです。
だからといって風俗嬢などの水商売の人が部屋を借りることができないかというと、
そんなことはありません。一人暮らしをしている風俗嬢はたくさんいます。
(弊社のお客様でもたくさんいらっしゃいます)
今回の記事では、弊社の風俗嬢を含め水商売などの夜職の人への契約実績も踏まえて、審査を突破する方法をご紹介します!
✔月により収入が変動し、不安定
水商売などの夜職の場合、売り上げや客足によって収入が大きく左右されるので、
月ごとに収入が不安定になり、家賃の支払いができなくなると思われがちです。
また、賃貸物件を借りる際に、収入証明書の提出が求められるケースがありますが、
収入の変動が大きい場合は証明が難しいのです。
このように、収入の安定性に不安要素があることも、
水商売などの夜職の人では賃貸を借りづらい原因になってしまいます。
✔昼夜が逆転するので、近隣住民と騒音トラブルになる可能性がある
風俗嬢や水商売などのいわゆる夜職で働いている人は
、昼夜逆転した生活リズムで働くことが多いですよね。
一般的な職業とは違い、他の住民が寝ている早朝や深夜に帰宅することが多くなるので、
生活音に関するトラブルに発展する可能性が懸念されてしまうのです。
物件の構造によっても影響は変わりますが、
周囲が静かな環境では、生活音が壁や床を通じて響きやすく、他の住民からのクレームにつながるリスクがあります。大家さんはトラブルを防ぎたいので、生活リズムが違う水商売などの夜職の人との契約を避けることが多いです。
✔金遣いが荒く、家賃を滞納する可能性がある
借主は、トラブルを防ぐためにも、家賃滞納リスクのない入居者を求めています。
その中で、世間での誇張されたイメージによって、
「水商売で働いている人は金遣いが荒い!浪費癖がある!」
という目でみられることがあり、大家さんの判断に影響を与えてしまうのです。
安定した収入がある場合でも、水商売への偏見によって契約が難しくなることがあるので、
身なりや振る舞いには気を付けておくと良いです。
✔社会常識がない
風俗嬢などの水商売で働いている人は、職業柄「社会常識がなくルールを守れない」という偏見を持たれがちです。
偏見によって、大家さんから
「他の入居者とのトラブルになるかもしれない…」「物件を荒らされそう…」
といった不安を持たれて、契約を避けられることがあります。
また、反社会勢力とのつながりを疑われるケースもあり、
業界に対するイメージが、風俗嬢や水商売がさらに賃貸物件を借りづらくさせているのです。
風俗嬢など水商売の方OKの物件を探すコツ
✔預貯金審査ができる物件を探す
預貯金審査とは、
銀行口座の残高や定期預金などを基に、家賃支払い能力を判断する審査方法のことです。
月ごとに収入が変わる風俗嬢や水商売の場合、収入証明では審査が難しい場合がありますが、
預貯金審査で一定の貯蓄を証明することで、大家さんからの信用をゲットできます。
預貯金審査の基準は厳しめですが、
家賃2年分の預貯金があれば担保にできるといわれているので、余裕のある貯蓄を準備しておくと良いでしょう。
✔水商売OKの物件を探す
水商売OKの物件であれば、大家さんが水商売などの夜職の人が住むことを想定しているので、
問題なく借りられるケースが多いです。
また、大家さんも業界特有の生活スタイルや収入面を理解していることが多く、
契約が比較的スムーズに行われます。
水商売OKの物件を探す際は、「水商売OK」「職業不問」「収入審査緩和」などのキーワードで検索するのがオススメです。見つからない場合は、不動産サイトや仲介業者に問い合わせると、希望の物件を紹介してもらえます。
✔比較的家賃が安い物件に絞る
家賃が低い物件であれば、収入が上下する状況でもリスクが少ないので借りやすいです。
物件によっては、入居者が集まらないから安くしている場合もあり、一定の収入や預貯金が証明できれば、柔軟な対応をしてもらえるケースもあります。
風俗嬢などの水商売をしている場合は、家賃を収入の4分の1以下にすると良いです。
一般的な職業では、収入の3分の1程度の家賃といわれていますが、職業柄収入が不安定なので、払い続けられる範囲内で探すことをオススメします。
✔繁華街エリアの物件を探す
繁華街エリアは、夜の仕事をしている人ばかりですよね。
つまり、大家さん自体も風俗嬢や水商売をしている夜職の人に対して寛容なケースが多いです。
中には、同業者が多く住んでいる物件もあり、生活スタイルが理解されやすくトラブルになりにくいのでオススメです。
審査の際は、水商売への偏見や先入観も少ないので、スムーズに進む傾向にあります。
風俗嬢が賃貸審査を通過する方法
✓入居審査が緩い物件を紹介してもらう
正直、自分でインターネットで物件を探すのは大変です。
ネットから何件も物件をピックアップして、不動産屋に電話をかけて、内見して、
審査をかけては審査落ち…といったことを延々と繰り返し、いつまでたっても物件が決まらないという状況になりかねません。
不動産屋は、どの物件が審査が甘くてどの物件が厳しいかを把握していますので、審査の比較的ゆるい物件を紹介してもらうことをおススメします。
物件によっては収入があれば職種に制限をつけないといった審査基準をとっているものがあります。
✔水商売専門の不動産会社に相談する
不動産屋の中には、ナイトワークをしている人を専門に賃貸の物件紹介をしているところがあります。
そのような不動産会社は、水商売向けの物件探しのプロで、
しかも来店している周りのお客さんもみんな水商売なので、普通の不動産屋では言いづらい自分の職業も堂々と伝えられ相談しやすいです。
✔夜職と並行して一時的に昼職を始める
一時的にだけ昼職をはじめることで、審査書類に昼の仕事を書けるようになります。
そうすることで、審査の通過確率がグッと上がります。
ただ、仕事を新しく始めるのは簡単なことではありません。
そういった場合、短期のアルバイトだけでも大丈夫です。
審査時にだけ昼職をしていれば、
入居してしまえば昼の仕事を辞めたとしても、そこまで追跡されることはありません。
✓親族名義で審査する
もし、親を頼れるなら、自分の名義ではなく親の名義で物件を借りる方法もあります。
審査対象は親になるので、親がしっかり収入があれば審査に通りやすいです。
親に話せない、親を頼れないといった場合は他の方法を考えるしかありません。
✓アリバイ会社を利用する
アリバイ会社とは、ペーパーカンパニーなどを利用して、その会社に勤務しているように
偽装してくれる会社のことです。会社の在籍証明や給与明細なども発行してくれます。
賃貸審査の際には、勤務先に確認の電話がいくことがあります。
安いアリバイ会社に頼んでしまうと、電話確認の際にバレてしまい、審査落ちになってしまうことがあるので注意しましょう。
また、風俗店によっては店舗自体がアリバイ会社を作っていることがあります。
このような風俗店で働くとアリバイ会社を探す手間が省けます。
※アリバイ会社利用時の注意点※
アリバイ会社を利用する際は、バレた場合に詐欺だとみなされて、
信用を失うかもしれないことを理解しておきましょう。
アリバイ会社が用意してくれる書類は、
あくまで「ウソ」なので、詰めの甘いアリバイ会社ではバレてしまう可能性があります。
万が一、アリバイ会社の利用がバレると、
入居中でも強制退去を命じられたり、法的なトラブルに発展したりする可能性がある ので、リスクを承知した上で利用しましょう。
✓保証会社 兼 不動産会社に相談する
都内には、数は少ないですが、ごく稀に不動産会社と保証会社の両方の機能を兼ね備えた会社があります。まさに一人二役ということですね。
大家さんとのつながりが強く、お客さんに物件紹介から家賃保証まで自分たちで行うので、信用して物件を貸してあげてくださいねとお願いすることができるのです。
実は、私たちエース不動産もそのうちの1つです。
つまり、他の保証会社の審査にかけなくても、私たちだけの判断で保証ができるということです。
お部屋を借りるには、準備が大切
✓初期費用
初期費用とは、契約時にまとめて支払う必要がある費用です。
主なものとしては、
・仲介手数料
・保証会社への保証料
・敷金、礼金
・火災保険料
・前家賃
・鍵交換費用
・退去時のクリーニング費用
など、だいたい家賃の4~5倍が初期費用の目安です。
✓なるべく繁忙期は避ける
4月は入学・入社・異動シーズンが重なるため、1月~3月は不動産市場は超繁忙期になります。その分、物件の変動はかなり激しくなってきます。不動産広告サイトなど物件の動きにサイト情報の更新が追い付かず、約8割が成約済み物件という状況です。
せっかくネットで気に入った物件を見つけてきたとしても、「全部終わってました」という残念な結果になりかねません。
また、閑散期は需要が少なくなるため、
大家さんが空室対策のために敷金・礼金などを割引きするキャンペーンをやっていたりすることもあります。費用面でも閑散期のほうがお得ということですね。
どうしてもという事情がない限り、なるべく繁忙期は避けて物件を探すことをおススメします。
✓必要書類
準備する必要がある書類としては、源泉徴収票、在職証明書、給与明細があります。
源泉徴収票や在職証明書は、勤めているお店に発行してもらいましょう。
給与明細は毎月もらっているものを持っていけばOKです。もし発行してもらってない場合でもお店にお願いすれば発行してくれます。
物件探しを失敗しないコツ
✓条件を絞りすぎない
物件選びで失敗するパターンで一番多いです。
あれこれ条件を付ければ付けるほど、物件が見つかりづらくなります。
気づいたら、いつまで経っても物件が決まらないという状況になりかねません。
最低限ゆずれない希望条件(エリアや予算)を決めたら、あとは叶ったらラッキー、
叶わなくても仕方ないと割り切ることも大切です。
✔身分証明書や、不動産屋に行くときは質素な身なりを
身分証明書や、 不動産屋訪問時の雰囲気・身なりは多少なりとも審査に影響します。
審査する側も機械ではなく人間ですから、派手な身なりで悪い印象を与えかねません。
写真の雰囲気や身なりが審査にどれだけ影響するかは正直わかりませんが、
審査に影響する可能性が少しでもある以上は気を付けたほうがいいと個人的には思います。
✔立ち振る舞いに気を付ける
風俗嬢や水商売などの夜職の人は、
「何か変なトラブルを起こすのではないか…」「しっかりとルールは守ってくれるのか…」
などの目でみられることが多いです。
つまり、すでに悪印象を持たれているのに、
礼儀やマナーを欠いた立ち振る舞いをしてしまうと、信用度がなくなってしまうのです。
信頼を得るためには、周囲から「しっかりしている」とみられるように心がけましょう。
身なりと同様に、少しでも好印象を与えると、審査が通りやすくなる可能性があるので、立ち振る舞いには注意を払うことをオススメします。
✔一人で悩まない
やはり一人で物件を探すのは大変で、想像以上に時間がかかります。
不動産屋では審査に通りやすい物件を紹介してくれたり、物件の在庫状況など、即座に調べてくれます。
一人であれこれ悩む前に専門家に相談してみることをおすすめします。